胃内視鏡検査
内視鏡検査について
いまだに胃がん・大腸がんの死亡率は男女とも上位をしめている状態です。
大腸がんや胃がんは早期発見・早期治療をすれば、治る可能性が高いですが、発見が遅れると他の臓器に広まる可能性もあります。近年、不規則な生活や食事の欧米化で、大腸がんを含めた大腸疾患が増加傾向にあります。
一般的な大腸がん検査の便潜血検査で陽性であれば、必ず大腸内視鏡検査をおすすめいたします。
当院では、患者様に苦痛を与えないように、軽い鎮静剤を注射させていただき、寝ている間に検査をしております。胃がんの早期発見の為に1年に1回は内視鏡検査の受診をおすすめします。
また、近年増加傾向にあります大腸がんに関しましても、当院ではAIの画像診断を搭載した大腸カメラと内視鏡的大腸ポリープ切除術を実施し、大腸がんになる前にがんの芽である大腸ポリープ切除を施行しています。
胃がん(内視鏡検査)健診
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尼崎市で胃がん(内視鏡検査)健診が可能になりました
胃がんは50代~60代の方に最も多い病気ではありますが、医療技術が発展しここ数年死亡率が減少しつつあります。
特に、胃がん健診を受けると『がん』を早期で発見することができ、発見するのが早ければ治る可能性が高いです。胃がん(胃内視鏡検査)健診のお知らせ
対象者 50歳以上の市民の方(2年度に1回)
食道・胃・十二指腸の病気で治療中の方は対象外です。
消化器症状がある方、過去に消化管の手術を受けられた方は実施医療機関にお問い合わせください。健診内容 問診、胃内視鏡線検査
検査方法(経口)は実施医療機機関にお問い合わせください。自己負担額 4,300円 実施機関 市内実施医療機関 注意事項
検査を希望される方は必ず、事前に実施医療機関に直接お問い合わせください。
場合によって、一部保険診療になることがありますので、健康保険証を持参してください。
同一年度に胃がん健診(胃内視鏡検査・エックス線検査)の両方の受診はできません。 -
健診受診時の注意
- 1. 食事は健診を受ける8時間前に済ませるようにお願いします。
- 2. 健診当日は食事等は控えてください(水は可能)、タバコやガムなどもお控えください。
- 3. その他の注意事項は、実施医療機関にお問い合わせください。
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自己負担額の減免申請について
次の方は申請により無料で受診していただけます
- 1. 生活保護法による被保護世帯に属する方
- 2. 市民税非課税世帯に属する方
- 3. その他市長が認めた方
保健所または地域保健担当で事前に手続きが必要です。
胃内視鏡検査の詳細について
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検査料金(3割負担の場合)
胃内視鏡検査 3割負担 3,600円前後(組織を取った場合:7,600円~11,000円前後) ※上記料金はあくまで参考です。
・検査内容・利用薬剤等、個人差があります。
・上記、金額は診察料は含まれていません。(検査料のみの金額です) -
胃内視鏡検査の詳細
- 検査方法
- 口から内視鏡を挿入、食道・胃・十二指腸を確認する検査です。
- 検査希望の方
- 検査は予約制になっております。
当院の内視鏡設備について
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次世代内視鏡システム ELUXEO
今まではレーザー光源搭載の内視鏡システム【LASEREO 7000 SYSTEM】のみの運用で、BLI観察・LCI多観察モードを使用しておりましたが、新たに同社の最新の次世代内視鏡システムである、高出力LED光源搭載の内視鏡システム【ELUXEO 7000 SYSTEM】を導入いたしました。
詳細はこちら
これにより、これまでの機能に加え、炎症の診断や微小な病変の発見をより支援することが可能となりました。 -
各観察モードの特徴
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LCI(Linked Color Imaging)
ソフトウェアにより、赤みを帯びた色はより赤く、白っぽい色はより白くなるように色の拡張・縮小を行い、粘膜の微妙な色の違いを強調します。
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BLI(Blue Light Imaging)
短波長狭帯域光の照射により得られる高コントラストな信号に対して画像処理を行い、血管や表面構造など観察に適した画像を表示します。
BLI(Blue LASER Imaging)画像
短波長狭帯域光観察BLIは、表層血管観察に適した短波長レーザー光を照射して、得られる高コントラストな信号に画像処理を行うことによって、血管や表面構造の観察に適した画像を表示するものです。
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