消化器内科・胃腸内科

消化器内科・
胃腸内科について

  • 消化器内科・胃腸内科では、腹痛や胃腸といった不具合や、便秘や下痢などのお通じの不調に対応しています。
    当院の院長は消化器内科を専門としているので、非常に多くの症例を診てきた経験があります。消化器の疾患は症状の出方にばらつきが多いので、適切な検査で状態を確認することが重要です。
    状態を確認する手段としては、血液検査やエコー検査のほかに、胃カメラや大腸カメラなどがあります。

  • 当院の消化器内科・胃腸内科の特徴

    01

    苦痛の少ない胃カメラ

    「胃カメラは苦しい」とほとんどの患者様は思われていると思います。

    当院では吐気の反射がきつくて苦しい方に、軽い鎮静剤を注射させていただき、寝ている間に、食道・胃・十二指腸を詳細に観察、早期がんの有無や潰瘍、胃炎の有無、ピロリ菌の有無を検査するので、患者様に喜んでいただいています。
    また、胃カメラには最新の内視鏡であるELUXEOを使用しています。この内視鏡はレーザー光線を光源にし、新技術でLCI(Linked Color Imaging),BLI(Blue LASER imaging)と通常光の3種類で観察でき、今までの内視鏡に比較して病変部を見つけやすくできる機能が搭載されています。
    以前、苦しくてもう2度と胃カメラをしたくない、胃カメラは怖くてできないと思われている方は是非ご相談ください。

    ※電話(06-6488-7222)で予約も受け付けています。

  • 02

    大腸ポリープの日帰り手術

    食事の欧米化、食物繊維の摂取不足、運動不足などにより大腸がんが近年増加傾向にあります。
    大腸がんは大腸ポリープ(腺腫)が大きくなると発生することがわかっています。

    大腸がん健診として便潜血をし、陽性になった方の多くには大腸ポリープが見られ、大腸カメラで小さなポリープ(2cm以下)、がんが合併してないポリープは高周波ワイヤーでその場で切り取ることができます。
    当院では、全大腸カメラと内視鏡的大腸ポリープ切除術を実施し、大腸がんになる前にがんの芽である大腸ポリープ切除を施行しています。
    とくに大腸カメラはAIの画像診断が可能な最新のものを導入しており、小さなポリープやがんをくまなく発見することができます。

  • 03

    B型・C型 肝炎治療

    B型・C型ウイルス性肝炎は将来、肝臓がんの発生が高率に起こります。そのため、定期的な腹部超音波検査、血液検査でがんが発生していないかの検査が必要です。また、B型・C型ウイルス性肝炎の治療としてインターフェロン療法や内服薬でのウイルス排除を行っております。

    当院では肝臓病専門医と連携し、患者様一人ひとりにもっとも有効で副作用の少ない治療を選択し、定期的な検査を含め、肝臓がんが発生しないように治療しています。

  • 04

    ピロリ菌の除去

    ピロリ菌陽性の人はピロリ菌陰性の人に比べ5倍~10倍胃がんになる確立が高いと言われています。また、胃潰瘍、十二指腸潰瘍のほとんどの患者様がピロリ菌陽性でピロリ菌除菌により潰瘍の再発が1/5に減ると言われています。

    特に潰瘍を繰り返しておられる方、いつも胃の具合が悪い方は、ピロリ菌除菌により非常に調子がよくなる場合が多く、患者様に喜ばれています。

    ピロリ菌がいるのか不安、ピロリ菌がいると言われ心配という方はいつでもご相談ください。

    ピロリ菌について
  • がんの種類について

    がんの中には、症状が出ないという特徴を持つものもあります。そのため、小さな兆候を見逃さないことや、定期的に健康診断を受けることが早期発見・早期治療につながります。

  • 胃がん

    胃がんは日本人にもっとも多く発症するがんであり、40歳代頃から増え始める傾向があります。 以前は胃がんの死亡率もトップだったのですが、最近は徐々に死亡率が低下してきており、1998年には肺がんが死因のトップになりました。

    胃がんの死亡率の低下には、なんといっても健康診断での早期発見とピロリ菌の除菌が大きく貢献しています。 早期胃がんであれば治る可能性があります。

    胃内視鏡検査
  • 大腸がん

    大腸がんとは、大腸の管腔の粘膜面に発生した悪性腫瘍です。大腸がんは、日本人に増加傾向が著しいがんです。毎年約6万人が罹患し、2012年には胃がんを抜いています。5~10%の頻度で30歳代、40歳代の若年者に発生し、若年者大腸がんは家族や血縁者の中に多発する傾向が認められることがあります。
    早期のがんは、症状はあまり見受けられず、血便のある場合はがんの注意信号です。また、大腸の症状としては嘔吐などの腸閉塞症状がはじめての症状であったり、腹部や頚部の腫瘤がはじめて気づく症状であることもありますが、これらの症状はがんがかなり進行していることを意味しています。
    最近は健診の普及で、便潜血反応検査で陽性が出たことで発見される率が増加してきています。

    大腸内視鏡検査
  • 食道がん

    食道がんは比較的男性に多い疾患で、部位としては食道の中央部に発生することが多いことがわかっています。年齢的には50歳以降で発症率が上がり、70歳代で特に多くなります。
    欧米では腺がんが多いですが、日本人の場合は扁平上皮がんの方が一般的です。飲酒した際に顔が赤くなりやすい方は扁平上皮がんの発症率が高いというデータもあります。これは、飲酒時に体内で生成されるアセトアルデヒドを分解する酵素の働きが弱いためです。また、喫煙の習慣も扁平上皮がんのリスクを上げます。
    当院は微小ながんでも見逃さないように、ELUXEO 7000システム(富士フイルム社製)という内視鏡システムを導入しています。このシステムを採用したのは、LCI ( Linked Color Imaging )やBLI ( Blue Light Imaging )などの特殊光撮影ができることや、高出力4LED光源を搭載していることで観察モードが複数存在することを評価したからです。
    さらに、質的診断を可能とする拡大内視鏡も使うことができます。

  • 膵臓がん

    膵臓がんは、早期には発見しにくいうえに治療も難しいので、難治がんとして知られています。膵臓にはホルモンや消化液を作る役割があります。作られた消化液は膵管を通過して膵臓の右側に位置する十二指腸に流入します。この膵管にできる膵管がんは膵臓がんの中でも90%程度と、非常に多く見られます。
    膵臓本体にできるがんは場所によって分類されており、上側にできるのが頭部がん、中央は体部がん、下側にできるのを尾部がんと呼びます。このほかには、内分泌がんも存在します。

  • 胆のうがん

    膵胆管合流異常や胆道拡張症が見られる方については、15~40%程度の割合で胆のうがんを発症するリスクがあることが知られています。
    さらに、胆のうがんを患う方の5~6割程度が胆石を合併しますが、胆のうがんと胆石の関係そのものはまだ解明されていません。
    胆のうがんは、胆のう炎や胆石がある場合に腹腔鏡下(ふくくうきょうか)胆嚢摘出術後の検査で見つかることが少なくありません。また、偶発胆嚢がんに関しては追加切除を検討するケースもあります。

便通異常について

便通異常は、 便秘・下痢・残便感などの症状です。
便通異常の発症には個人差がありますが、生活習慣の乱れや精神的なストレスが主な原因と言われています。

通常便は、水分が70%~80%と言われ、それより少ないのが便秘、多いのが下痢と言われています。

    • 便秘

      • 3日以上便が出ない
      • 残便感がある
      • 便が出づらい
      • 排便に30分かかる
    • 下痢

      • お腹に痛みがある
      • 何度も排便する
      • 水のような便が出る
  • 便通異常のリスク

    一時的な便の異常であれば生活習慣、食生活の改善で修復することは可能です。
    しかし、慢性的な便通の異常が見られるようであれば、器質的な病気にも関係してくる可能性もありますので、当院まで受診されることをおすすめします。

    • その他の病気の症状

      • 大腸がん
      • クローン病
      • 潰瘍性大腸炎
      • 大腸憩室症

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腹痛が起こっても「胃が痛いけど胃薬飲んだら治るかな…」「しばらく様子を見てみよう…」とすぐに相談せずに放置してしまう方も多いのではないでしょうか?
もちろん市販薬で収まる場合もありますが、病院で処置を行うことで早急に痛みが引くこともあります。
例えば、夏に多いアニサキスによる炎症であれば、内視鏡で取ってしまえばすぐに痛みも治まります。
お腹や胃が痛くなった場合は、放置せずにできるだけ早くご相談ください。

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